福祉にとって「尊厳を規定できること」の重要性

尊厳(Dignity)

 

新卒で入社してから介護の仕事を6年間やっていた

介護の仕事だけでなく

福祉業界で一番大切な言葉といえば

 

「尊厳」だろう・・・


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介護の仕事でなら

高齢となり身体機能が低下した状態で

どれだけ高齢者がその人らしく

尊厳をもって

生活していける手助けが出来るのか

 

高齢者や児童など

分野は違えど福祉の仕事は

尊厳を扱う

 

尊厳を保証することを

仕事にしてるといっても

差し支えないだろう

 

だが、福祉の業界で

「尊厳」という言葉を規定できていない

 

全ての福祉従事者が完全に一致した

尊厳のイメージを持ち合わせていない

 

同じ尊厳という言葉をつかっていても

 

Aさんにとっての

尊厳のイメージは「尊厳a」で

Bさんにとっての

尊厳のイメージは「尊厳b」という状態だ

 

誰しも納得できるような尊厳とはいったい何なのか?

 

それについて考えていた頃もあった。

しかし、現場は忙しいので

そういう考えは棚に上げて

介護をするという状況がどこの現場にもあるだろう。

 

他者の尊厳を規定できないということは

自分の尊厳も規定できないということだ

 

そんな状態で 介護の現場で働いていたことに 違和感を感じていた

 

歳を取って

介護が必要になったということだけで

その人から尊厳がなくなってしまう

生きていることに申し訳なさを感じてしまう

 

そんな 条件状況で左右されるようなものが

尊厳であるならば

尊く厳かなものとは言えないだろう

 

どうしたら誰でも納得できる尊厳というイメージを獲得できるだろうか

 

福祉従事者だけでなく福祉の利用者も

同時に平等に尊厳を感じながら

関係性を作れること

それがどうやったらできるのか

 

それには尊厳の規定が必要だ

 

誰しもが理解納得して

 

「あぁこれが尊厳だね」

 

という規定ができること

お互いの尊厳を認識し合えること

 

 

自分にとって大きな疑問だった

 

尊厳とは?

 

その答えを知るきっかけになったのが

認識技術(nTech)でした。

 


The Path to wisdom2.0(3min.) - YouTube

 

西洋から多くの仕組みや概念を取り入れて

今の日本の福祉がある

 

しかし、尊厳を規定できていないのは

日本も西洋も変わりはしないだろう。

 

全ての人の人生に必ず関わってくる福祉

 

福祉の完成のための

最後のワンピースは日本から生まれている


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