nTech+銀河鉄道999「コミュニケーションは銀河鉄道の旅」

窓の向こうにはきらめく星々と広大な宇宙

向かい合って座る

少年「星野鉄郎」と謎の美女「メーテル

 SFの世界にSLの999がどこか親近感と哀愁が感じられる。

 

銀河鉄道999

 

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(作品も素晴らしいけどアニメのオープニングの歌詞も素晴らしい)

 

地球からアンドロメダまで続く銀河鉄道の旅では多くの星に1日だけ滞在する

星が違えば1日の長さが違うし、その星の環境で文化や生活、判断基準がまるで違う。

 

人間より動物の方が知能が高い星

盗賊だけしか存在しない星

美しさと醜さが逆転している星

などなど

 

銀河鉄道の停車する星々で出会う人や文化は鉄郎の住んでいた地球とは違う

その違いと出会い、いろいろ考えたり、感動することを通して

鉄郎が人間的に成長していく。

そして、鉄郎の成長を読者が追体験することで

読者の価値観も広がっていくのが

銀河鉄道999の魅力の一つだろう。

 

 「違い」や「多様性」を題材に

ここまで面白く(時に切なく)表現している漫画は他にないんじゃなかろうかと思う。

それと、同時に違いや多様性との出会いは

それだけでエンターテイメントなんだなと改めて感じる作品です。

 

 

しかし、銀河鉄道999のように

惑星規模の「違い」や「多様性」と出会い

感動するような出来事は

マンガだけではありません。

 

いつもやっている何気ない

ほんの些細な日常の出会いも

ほんの少し観点を変えれば

銀河鉄道の旅」に匹敵する。

いや、それ以上の出会い

 

日常の出会いを

銀河鉄道の旅以上の出会いにする観点は

存在は誰しも一人に1つの宇宙を持っている

「パーソナルユニバース」(PU)の観点です


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一人の人物をたくさんの人が見たときに

自分と全く同じ評価や印象を持っている人がいない様に

 

同じ宇宙(世界)を見ていると思っていても

個人が認識して、解析し、感じている

意識の宇宙は全く別もの

 

「一人一人の価値観や観点が違うのは当たり前」と思うでしょうが

その違いが、一人一人が全く別の宇宙に住んでいるほどの違いを生んでいるのです。

 

日常の出会いを

違う宇宙同士が出会っている感覚で観れば

999の旅で哲郎が出会う星の

たくさんの違いや感動を感じるような

日常になるでしょう

 

また

違いや多様性を考え、吸収し、許容することで

人間的に大きく成長した鉄郎のように

日常の何気ない出会いの中に

宇宙規模の違いを繊細に感じることができれば

人間的に大きく成長できる機会にたくさん出会うでしょう

 

日常の出会いを銀河鉄道999のように

感動的に再創造できる技術が観術(認識技術)です。

 

 
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